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ロックと機転の悪さ [コラムエッセイ]


「ロックと機転の悪さ」


一昨日土曜日のことだ。


かみさんと娘はカラオケへ行き、
私は予約を入れていた歯医者へ行った。


年末から作り直していた新しい義歯が、
その日入ることになっていたからだ。


歯医者から戻り、
留守宅の玄関ドアにキーを差し込んだ。


ガチャ、ガチャ、開かない!

key.jpg
画:AC WORKSさん

何度やっても開かない。


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私は寒空に立ち往生した。


用心深いかみさんは、
中からすべての窓ガラスを
しっかりと施錠しているはずだ。


よほど二階によじ登り、
ガラスを割って中に入ろうと思った。


しかし後始末を考え、
他に方法がないか思案した。


奥の手としては、
ドアを壊すしかないと思った。


でも、それならガラス戸を一枚割った方が、
金もかからないのではないか、
などと思案も堂々巡りをした。


さいわい昼間で明るかったのと、
近くに人もいなかったため、
怪しまれることはなかった。


近所の知り合いがいたら、
道具を借りてでも
すぐにドアを壊していただろう。


ドアの鍵は二重になっており、
上下に鍵穴がある。


通常私が施錠するときは下の鍵だけだ。


その日はかみさんが施錠したため、
丁寧に上もロックされていた。


最初、キーを下の鍵穴に入れ、
時計回りの方向に回した。


開かないので、
上の鍵穴にも入れて、
同様に回したが開かない。


私は上下の錠をガチャガチャと、
気が狂ったように回した。


しまいに私は、
上下が同時に開くことなど、
永遠にあり得ないとさえ思った。


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しばらく間をおいた。


冷静になり、
痛くなった指を両手で支え、
ゆっくりとキーを回したが開かない。


それでもまだ、
時計方向に回すことしか私の頭にはなかった。


突然嘘のような考えが、
疲れ果てた私の頭によぎった。


逆方向に回すのでは、……。


開いた!


頭のロックも取れたようだった。




私がこの記事をかいたのは、
17年前のことである。
当時サラリーマンであった私が
作家を目指し書いた
「サラリーマン千日解放」
というコラムエッセイの
990日目の記事である。

執筆年月日 2000・01・22
ブログアップ日 2017・01・22





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【後 述】


鍵の開け閉めについて
統一された作り方はされていないようだ。


右に回すとロックし、
左に回すと開くものと、
左に回すとロックし、
右に回すと開くものとがあるようだ。


なぜ統一しないかというと
製造コストの問題だったり、
ドロボウがカギを開けるのに
時間がかかるようにしたらしい
という意見もあるくらいだ。


開ける時は、
慌てずに淡々とやることだ。


いずれにしても
右回しと左回しの
2通りしかないのだから。

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